暖かく無関心なホットする人(P君) 554話

 午後5時40分、D君はインプレッサに乗りながら思った。「あと布団屋に行って新しい
布団を買って、ついでにカーテンも買いたいな。」
 午後6時15分、彼はアパートに帰って来た。部屋に入ると彼が予想したように、かなり
疲れていた。それで昼間コンビニで買った、焼肉弁当をレンジで温めて夕飯にした。
食べながら「これで全部買ったと思ったら、布団とカーテンを忘れていた。しかし
この高揚感というかハイな感じは何だろう。今の自分はまるで、ドラゴンボールに出てくるスーパーサイヤ人みたいだ、無敵で、何でもできる気がする。」と思った。


                                   つづく