暖かく無関心なホットする人(P君) 528話

 午後6時、リカちゃんが「お待たせしました、夕食ができました。」と言った。
今晩のメニューは焼肉と野菜炒めとマカロニグラタンだった。「すみません、突然
夕食に呼ばれまして。」「焼肉は里香がOOさんは焼肉弁当が好きで、よく買うと聞いているもので。」「すみません、気を使っていただいて。」「マカロニグラタンは美香の
好物なのでたまに作ります。」「里香は呆れるほどハンバーグが好きです。」「ママ、
やめて、はずかしいから。」「じゃ、冷めないうちに食べようか。」リカの父親が祈った
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 午後6時30分、夕食の後にデザートが出て来た。フルーツのリンゴ、オレンジ、いちご
メロン、パイナップルの横にバニラアイスが乗せてある小鉢の物だ。あとコーヒー2杯、
紅茶3杯だった。「OOさんはブラックで良かったんですね。」「はいブラックです。」
そうかコーヒーを飲むのは、お父さんだけで、後の3人は紅茶か。
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 午後7時、「リカちゃん、明日のことだけど8時30分ころ迎えに来るからね。」
「今日はごちそうになりました。ではこれで失礼します。」
                                   
                                 つづく