暖かく無関心なホットする人(P君) 457話

午後12時45分、D君は彼のアパートに着いた。部屋に入ると、リカちゃんに電話したくなった。「ブルルル、ブルルル、はい加藤です。」「リカちゃん、ディーンだけど。」
「あっ、ディーン。ちょうどよかった。さっき昼食中に教会のOO君が、明日家に来るって言ったら、両親とも興奮してビックリしていた。」「その時、ミカちゃんも居たの?」
「ミカは友達と遊びに行ってて居なかった。」「そうか、それは良かった。ミカちゃん
がその話を聞くと面倒なことになるからね。ところで今日のことなんだけど、牧師館を
訪問するのは午後4時ごろで良かったんだよね。」「うん、そう。」「待ち合わせは
どこがいいかな?」「イオンのスターバックス前に午後3時40分でいいんじゃない。
イオンから教会まで10分で着くから。」「まだ午後12時50分だけど、それまでどうする
?」「わるいんだけど、まだイオンで冬物最終バーゲンをしていると思うの。で、買い物が終わってからスターバックスで合流したいから、家まで車で迎えに来てくれるとありがたいんだけど。」「もちろんOKだよ。今すぐここを出るからリカちゃんの傍のセブンイレブンまで30分かかるから、午後1時20分、三丁目のセブンイレブン待ち合わせでいいかな?」「OK。」
                                   つづく