暖かく無関心なホットする人(P君) 456話

 11時30分、リーダーが言った。「今日の練習はここまでにしよう。みんなご苦労さん
。」
 11時40分、D君はインプレッサでアパート近くの食堂に向かった。
 午後12時、彼は店に入ると「かつ丼。」と言った。別に理由はないけど、ここ一番の勝負の前は「かつ丼」を食べることにしている。しばらくして「かつ丼」が運ばれて来た
。彼は心の中で祈った。「神様、今日の夕方、リカちゃんと一緒に牧師館を訪ね、結婚の話をしますが、その時、取るべき態度、喋る言葉を御支配して下さい。どうか牧師先生が僕たちの結婚を喜んでくれますように。この食事も感謝します。イエス様の御名によって祈ります。アーメン。」
 午後12時40分、彼は店を出てアパートに向かった。
 午後12時45分、彼はアパートに着いた。
                                   つづく