暖かく無関心なホットする人(P君) 454話

 4月23日(土)朝6時、D君は起きた。室温23度、彼は洗面所で朝の支度をした。
ついでに今日着ていくブラックジーンズと白っぽいロングTシャツと革ジャンに着替えた
。それから台所に行って、お湯を沸かし、沸騰したのでポットのお湯を入れ替えた。
それでコーヒーを作り、いつものメニューも作った。
 7時、TVのNHKニュースを見ながら、朝食を食べた。食べながら「今日は運命の日だ
。でも結果はOKに決まっているせいか、それほど緊張しないな。それよりプロポーズ
の時は結果が分からなかったから、めちゃくちゃ緊張したな。僕の信条として「へたな
鉄砲も数うちゃ当たる。」というのがある、だからかナンパは慣れている。今まで10人
以上の女性にアタックして来ただろう。最初のうちは断られたら凹んだけど、たんだん
「またか、次行って見よう。」と凹まない性格になった。つまり打たれ強い性格になった
。会社でも、それに比例してストレスに強くなった。」と思った。
 土曜日の教会でのRD+TKの練習は8時40分からだ。ここから教会まで15分かかる。
8時20分にここを出ればいいな。
 8時20分、彼はアパートを出た。
                                   つづく