暖かく無関心なホットする人(P君) 453話

 午後6時、D君のインプレッサはイオンに着いた。1階の食品レジの傍にコーヒー紅茶
の贈り物セットがあるのを前から知っていたので、そのセットを2個買った。ついでに
食パン、チーズ、ハム、ヨーグルトも買った。
 午後6時30分、彼はアパートに帰った。部屋に入ると赤いきつねを食べたいので、お湯を沸かし、沸騰したお湯を赤いきつねに注いだ。もともと彼は食が細い方だが、週末の
最後のハードルの事を考えると、さらに食欲がわかなかった。だから料理する気にならなかった、そのせいか彼は痩せていた。3分たったので、それを食べたが、いくらなんでも
これだけじゃ体に悪いと思い、冷蔵庫からトマトを出した。「トマトだったら洗うだけで
食べられるから、これは料理しなくていい。」と思いそれも夕飯にした。
 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはヨハネによる福音書10章だ。イエス様は
良い羊飼いの説明で、それ以前の人々はそうじゃなかった記事だった。


                                   つづく