暖かく無関心なホットする人(P君) 442話

 午後5時30分、D君はインプレッサに乗り込むと、さっきの電話の興奮を鎮めるために、スーパーに寄って行くことにした。スーパーに着くと、彼はマヨネーズ、緑のたぬき
マルちゃん焼きそば、明星チャルメラ、中濃ソース、レタス、ブロッコリー、トマトを買って、アパートに向かった。
 午後6時20分、彼の車はアパートに着いた。部屋に入ると、緑のたぬき、トマト、だけ
残して残りを冷蔵庫に入れた。普段は食べない、緑のたぬき、が食べたかったからだ。
さっきのリカちゃんの親に気に入られている事で、まだ興奮していて料理する気にならなかった。緑のたぬきに熱湯を注ぎ、3分経ってから食べた。トマトも洗ってから切って
食べた。食べながら「今度の土曜日、最初、牧師先生にリカちゃんと一緒に話に行こう。で、その話は黙っててもらい、その翌日の夜、リカちゃんの家を訪問しよう。
その次の土曜日にリーダー、イノッチ、剛君に教会で話そう。最後に次の日の日曜日の
礼拝でガッキーに話そう。そうすれば、その日のうちに教会中の人に知れ渡るだろう。」


                                  つづく