暖かく無関心なホットする人(P君) 438話

 午後5時20分、D君は会社から真っ直ぐアパートに帰って来た。部屋に入ると、冷蔵庫
から、マルちゃん焼きそば、豚肉、玉ねぎ、ピーマン、キャベツを出した。フライパン
に油を引き、火で熱してから、豚肉、玉ねぎ、ピーマン、キャベツを炒め、ソースで
味付けした、お皿に移してから、フライパンに焼きそばを入れ、ほぐした。コップに
水を入れ、焼きそばもお皿に移した。それを夕飯にした。食べながら「もうじき皆に
結婚の話をすると思うと、ドキドキする。こんなに緊張するのはプロポーズしたとき以来
だ。結婚までの道のりは、まるでハードル競技だ。越えなければいけないハードルが沢山
ある。でも、かなり超えて来た、今度は最後のハードルだ。」と思った。


                                   つづく