暖かく無関心なホットする人(P君) 403話

 午後1時40分、D君はインプレッサに乗り込んだ。走りながら、「二人の事が発表されたら、自由に土曜日練習してもいいし、そのあと二人で一緒に行動してもいいんだ。」と思った。
 午後2時、車はセブンイレブンに着いた。リカは駐車場で待っててくれた。車はケーキ屋に向かって走り出した。「ディーン、みんなどうだった。」「リーダーの上達の速さには驚いたよ。明日の練習で皆ビックリするよ。」「そうなの、それは楽しみ。」
 午後2時15分、車はケーキ屋に着いた。「いらっしゃいませ。」「僕はチョコレート
ケーキとブラックコーヒー、ホットで。」「私はオレンジケーキと紅茶、二階で食べます
。」
 いつもの窓側の席に着き、しばらくすると頼んだケーキが運ばれて来た。
「じゃ、食べようか。さっき、お昼を食べながら考えたんだけど、僕たちの事が発表されたら、土曜日は自由に行動できるよ。午前は練習できるし、午後一緒に行動しても自由だ
。」「そうだね。それは楽しみ。」
                                  つづく