暖かく無関心なホットする人(P君) 344話

 D君は会社帰りにコンビニに寄って行った。その店で彼は、おでん、のコンニャク、
たまご、だいこん、がんもどき、を買った。アパートに帰って来た彼は、ご飯を炊き、
おでん、が冷めないうちに食べた。その後ご飯が炊けたので、ふりかけを掛けてご飯を
食べた。
 7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはルカによる福音書10章、10章は良きサマリヤ人
の話だった。D君にとって、この話は興味深かった。祭司とレビ人は強盗に襲われ苦しんでいる人を見て、見ぬふりをして助けなかったが、サマリヤ人は、ちゃんと助けた。彼らの違いは何か?考えていた。祭司とㇾビ人は苦しんでいる人を助ける物を持っていなかった。が、サマリヤ人は持っていた。いくら苦しんでいる人を助けたくても、気持ちだけでは何もできない。祭司とㇾビ人は神様を第一にする人だったが、それだけでは足りなかった。クリスチャンも神様を第一にする上で、実際的な人にならないと、と思った。
                                  
                                   つづく