暖かく無関心なホットする人(P君) 330話

   午後6時10分、D君は彼のアパートに帰って来た。部屋に入り、冷蔵庫から、焼きそば
、豚肉、ピーマン、キャベツ、玉ねぎを出した。彼はフライパンに油を引き、火で熱してから豚肉、ピーマン、キャベツ、玉ねぎを刻んだ物を入れ炒めた。デミグラスソースで
仕上げた。お皿に移してから、焼きそばをほぐした。クノールカップスープにお湯を注いだ。
 午後6時30分、夕飯を食べ始めた。食べながら「リカちゃんはキーボードに興味があるみたいだ。買ったら早速、バンドに参加してもらおう。」と思った。
 午後7時、聖書を読む時間だ。今晩読むのはルカによる福音書5章だ。5章はゲネサレ湖
で漁をシモン達がしていたが、何も取れなかったところに、イエス様の言う通りに漁をしたら大漁だったのに、驚いたシモンの弟子になる記事、らい病人の癒しの記事、屋根から
吊り降ろされ癒された人の記事、レビ(マタイ)が弟子になる記事などだった。


                                   つづく