「バプテスマのヨハネは異端者ですか?」

 この質問には誰でもNOと言うと思うかもしれませんが、バプテスマ
のヨハネがAC313年のローマ帝国にタイムスリップして「「あの説」
を支持しないのなら、お前をクリスチャンと認めないで異端者とする
。」とローマ帝国の役人に言われたとしたら、間違いなくバプテスマ
のヨハネは「あの説」を支持しないので異端者にされるでしょう。
 なぜならバプテスマのヨハネは「あの説」の誤りを見ている目撃者
だからです。彼は主が川の中を歩いて自分の方に向かって来るのを見
た。近くにイエス様が来たとき、彼はイエス様がバプテスマを受ける
ことを思いとどまらせようとして言った「わたしこそ、あなたから
バプテスマを受けるべきなのに、あなたが、わたしのところへ来られ
たのですか。」と言ったが、イエス様は彼の言葉を断って彼から水の
バプテスマを受けた。水の中から上がられると天がイエス様に向かっ
て開いた。イエス様は神の霊が鳩のように自分の上に降ってくるのを
見た。そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者
」と言う声が、天から聞こえた。
 このときバプテスマのヨハネは、イエス様と神の霊と天からの声を
三者(人)同時に目撃しています。ということは「あの説」の三つの
うちの一つしか現れないという説は間違っていることを、その目で見
ましたので、はっきりと「あの説」は間違っていますと断言できます。