「リアルな神様との緊張する出会い」

 ごく親しい人以外の人と実際に会うと相手が、どんな人でも緊張す
ると思います。それは相手を三次元に見ているからです。これがもし
二次元のことなら、それほど緊張しない。例えばテレビに、どんな人
が出演しても緊張しない。それは向こうの人から何の働きかけも、こ
ちら側に来ないから。でも、その人と直接会うのは三次元のことなの
で極度の緊張に襲われる。こちらも自然に丁寧な対応をしなければい
けないので緊張する。
 これは二次元の「あの説」の神と三次元のリアルな神との違いだと
思う。二次元の「あの説」の神は人間が考えた部分があるのと、向こ
うと、こちらの間に画面があり、向こうが一方的に情報を送るだけで
、こちらの反応に関心がない。つまり「あの説」の神は人間との間に
距離があり、神様が一方的に御言葉を書くだけで、人間の反応にあま
り関心がない。とても事務的というかドライというか、あまり温かみ
を感じない。
 三次元のリアルな神「我々」は人間の想像の部分がない。直接、彼
らと同じ地面に立ち、近くでイエス様を見、聖書のドラマのシーンに
12弟子達と一緒に立ち会います。これほど緊張することはない。
こちらも自然に丁寧な対応をします。聖書の世界、場面の中に入って
いきます。まさにドラマティックです。