11:00　　とにかく、ローマ皇帝コンスタンティヌスが、この三位一体説をローマ帝国の
正当教義としてしまい無理矢理、議会を通過させ議決してしまった。（だが、誤解してほしくないのは、「三位一体説はローマ帝国の正当教義にされただけで、それ以外の人も国も、
そのことに縛られることはない、もしそのことを守らない人がいたとしても、その人のことを異端者だと決めつけるのは、侮辱罪に当てはまる。何より言論の自由に反している。」）
　その結果エジプトはキリスト教を受け入れ、曲がりなりにもキリスト教国となり、ローマ帝国はエジプトも支配に置くことができた。でもこれは政治の世界で遠い昔に起こったことだが、現在に至るまで依然として、その説が尾を引いて、キリスト教全体に暗雲をかざし、
本当の神様の姿を見えなくしている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく