暖かく無関心なホッとする人(P君)5736話

7/9(土)6:00 D君は昨日の続き、創世記41-14から読み始めた。


 そこで、パロは使いをやってヨセフを呼び寄せたので、人々は急いで彼を地下牢から連れ出した。彼はひげをそり、着物を着換えてから、パロの前に出た。パロはヨセフに言った。「私は夢を見たが、それを解き明かす者がいない。あなたは夢を聞いて、それを解き明かす
ということだが。」ヨセフはパロに答えて言った。「私ではありません。神がパロの繁栄を
知らせてくださるのです。」そこでパロはヨセフに話した。「夢の中で、私はナイルの岸に
立っていた。見ると、ナイルから、肉づきが良くて、つやつやした七頭の雌牛が上がって来て、葦の中で草をはんでいた。すると、そのあとから、弱々しい、非常に醜い、やせ細ったほかの七頭の雌牛が上がって来た。私はこのように醜いのをエジプト全土でまだ見たことがない。そして、この痩せた醜い雌牛が、先の肥えた七頭の雌牛を食い尽くした。ところが、
彼らを腹に入れても、腹に入ったのがわからないほどその姿は初めと同じように醜かった。
そのとき、私は目が覚めた。ついで、夢の中で私は見た。見ると、一本の茎によく実った
七つの穂が出て来た。すると、そのあとから東風に焼けた、しなびた貧弱な七つの穂が出て来た。そのしなびた穂が、あの七つの良い穂を飲み込んでしまった。そこで私は呪法師に話したが、誰も私に説明できる者はいなかった。」
                                      つづく