暖かく無関心なホッとする人(P君)5689話

5/27(金)5:55 D君は昨日の続き、創世記32-1から読み始めた。


 さてヤコブが旅を続けていると、神の使いたちが彼に現われた。ヤコブが彼らを見たとき
、「ここは神の陣営だ。」と言って、その所の名をマハナイムと呼んだ。ヤコブはセイルの地、エドムの野にいる兄のエサウに、前もって使者を送った。そして彼らに命じてこう言った。「あなたがたは私の主人エサウにこう伝えなさい。『あなたのしもべヤコブはこう申しました。私はラバンのもとに寄留し、今まで留まっていました。私は牛、ロバ、羊、男女の
奴隷を持っています。それでご主人にお知らせして、あなたのご好意を得ようと使いを送ったのです。』」使者はヤコブのもとに帰って言った。「私たちはあなたの兄上エサウのもとに行って来ました。あの方も、あなたを迎えに400人を引き連れてやって来られます。」
そこでヤコブは非常に恐れ、心配した。それで彼は一緒にいる人々や、羊や牛やラクダを
二つの宿営に分けて、「たといエサウが来て、一つの宿営を打っても、残りの一つの宿営は
逃れられよう。」と言った。そうしてヤコブは言った。「私の父アブラハムの神、私の父
イサクの神よ。かつて私に『あなたの生まれ故郷に帰れ。わたしはあなたを幸せにする。』
と仰せられた主よ。私はあなたがしもべに賜ったすべての恵みとまことを受けるに足りない者です。私は自分の杖一本だけを持って、このヨルダンを渡りましたが、今は、二つの宿営
を持つようになったのです。どうか私の兄、エサウの手から私を救い出してください。彼が来て、私をはじめ母や子どもたちまでも打ちはしないかと、私は彼を恐れているのです。
あなたはかつて『わたしは必ずあなたを幸せにし、あなたの子孫を多くて数えきれない海の
砂のようにする。』と仰せられました。」
                                    つづく