暖かく無関心なホッとする人(P君)5661話

5/6(金)6:25 D君は昨日の続き、創世記27-22から読み始めた。


 ヤコブが父イサクに近寄ると、イサクは彼に触り、そして言った。「声はヤコブの声だが
、手はエサウの手だ。」ヤコブの手が、兄エサウの手のように毛深かったので、イサクには
見分けがつかなかった。それでイサクは彼を祝福しようとしたが、「本当にお前は、わが子
エサウだね。」と尋ねた。すると答えた。「私です。」そこでイサクは言った。「私のところに持って来なさい。私自身がお前を祝福するために、わが子の獲物を食べたいものだ。」
そこでヤコブが持ってくると、イサクはそれを食べた。また葡萄酒を持って来ると、それも
飲んだ。父イサクはヤコブに、「わが子よ。近寄って私に口づけしてくれ。」と言ったので
、ヤコブは近づいて、彼に口づけした。イサクはヤコブの着物の香りをかぎ、彼を祝福して
言った。
        「ああ、わが子の香り。 
         主が祝福された野の香りのようだ。
         神がお前に天の露と地の肥沃、
         豊かな穀物と新しい葡萄酒を
         お与えになるように。
         国々の民はお前に仕え、
         国々はお前を伏し拝み、
         お前は兄弟たちの主となり、
         お前の母の子らがお前を伏し拝むように。
         お前を呪う者は呪われ、
         お前を祝福する者は祝福されるように。」


                                     つづく