16:35　D君（東京五輪問題で気が付いた事がある。それは、「相手の人が大変気に入っているプレゼントでも、それを受け取った人はそれほど気に入っていなく、その辺に置きっぱなしで埃だらけになっていることが多々ある。」つまり、ある人にとってオリンピックは最高
なもので、ある意味「オリンピック信者」になっている人たち（オリンピックに出場した
メダリストなど、まさに東京オリンピック組織委員はそれ。）にとってオリンピックは犯しがたい神聖なもので、自分が生きる意味にまでになってしまった。だが大多数の人にとって
オリンピックにそこまでの思い入れはない。ただ4年に1度行われる、世界的な運動会にすぎない。お祭り騒ぎが終われば、すぐ忘れ日常に戻って行く。－－－－それが最初に書いた、プレゼントを贈る人ともらう人の差だと思う。問題はプレゼントを贈る人たち（東京五輪
組織委員会、IOC、JOC、政府自民党）は、オリンピックというプレゼントは全ての人が
喜ぶ最高のプレゼントだと思っている。が、それは彼らの思いこみに過ぎない。ある意味、善意の押し付けに過ぎない。－－－－ちょっと考えてもらいたい。もし東京オリンピックがなかったら、どんな世の中になるかを？－－－－まず、外国から選手や関係者が来日しないから、コロナの変異株は発生しないだろう。今日本にあるコロナウィルスを研究してその
ウィルスに合ったワクチンを研究し接種できるから、どんどんコロナ陽性者は減って行き、またコロナ以前の日常が戻って来る。－－－－そして経済活動も復活してくる。－－－－
コロナとオリンピック準備で一時、国の財政は大変だったが、それも徐々に回復してくる。－－－
逆に東京オリンピックを開催した場合を考えてみた。－－－－まず、外国から選手や関係者が2万人近く来日する。そのうち選手らは晴海の選手村に17日間居住する。選手村はバブル
方式だと、東京五輪組織委員会は自信満々だが、その選手村が一番危ない。なぜなら選手の
居住する寝室は2人部屋で、広さはたったの12㎡（3m x 4m)しかない。そんな狭い部屋に
元気な大人が二人も住み、しかも選手村は飲酒OKだから、マスクをはずし大騒ぎするだろう。また関係者は選手村に住めないから、都内のホテルに住む。そして夜になると銀座など
に出かける。－－－－こうして発生したコロナ変異株はだんだん都内に広がって行くが、
そのウィルスにあうワクチンは見つからない。－－－－それを開発するにはかなり時間が
かかる。その間にかなりの人が倒れていく。外国から来た選手がコロナの犠牲になれば、
「東京オリンピックなんかを開催したせいだ。」と海外メディアから酷いバッシングを受ける。その賠償金額は恐ろしい金額だろう。下手をしたら政府自民党が東京五輪を中止するより、開催したほうが赤字が少なくて済む、と思って開催した分も吹っ飛ぶかもしれない。

ーーーーーーーーこんなことを関係者は考えていないのだろうか？－－－－－－－－－－－

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく