暖かく無関心なホットする人(P君) 227話

 10時5分、インプレッサは教会に着いた。駐車場から彼らは真っ直ぐ、礼拝のある会堂に向かった。D君は、玄関で余計なことにならないから、このスケジュールの方がいいな。と思った。 
 10時15分、礼拝が始まる15分前、RGRは目を閉じて静まっていた。
 10時30分、今日の礼拝メッセージは出エジプト記12章だった。12章はエジプトを出ようとするイスラエルの民に向かい、神様が彼らの家の2本の門柱と、鴨居に屠ったばかりの羊の血を塗り、その家の中いる限り助かる、「(23節)主がエジプトを打つために行き廻られ、かもいと二本の門柱にある血をご覧になれば、主はその戸口を過ぎこされ、滅ぼす者があなたがたの家にはいって、打つことがないようにされる。」というメッセージ
だった。この羊の血と言うのはイエス様の血を象徴している。どんな人でも、この血に隠れるなら、神様はイエス様の犠牲の血を見て、そこに隠れる人の罪は見ない。
だからイエス様の血の偉大さについてのメッセージだった。
                                    つづく