暖かく無関心なホッとする人(P君)4600話

7:55 D君は朝食後、何時ものようにパソコンを開いた。(今朝の話しの続きで気が付いた
。それは自分のためだけの時間を建築物に例えると、地面の下にあるコンクリートで出来た
土台に相当する。その土台がどれだけ頑丈かどうかで、その上にある家の強さが決まる。
つまり、早朝(まだ深夜?)に十分な自分のためだけの時間(自己実現の時間)がある人は
、強靭な堅いコンクリートの土台がある人。だからその人は日常生活がストレスフルであっても、どんな強風や台風でもびくともしない。でも見える家の部分がどんなに立派で綺麗に
見えても、その家の土台が貧弱な物なら強風や台風にさらされたら、ひとたまりもなく悲惨な状態になる。これを人で言えば、表面で他人に見れらる部分は立派で綺麗に見えても、
夜ふかして、深夜遅くに寝て朝遅く起きるようなら、全然自分のためだけの時間(自己実現
の充電時間)がない。実は自分を自分としてかたち造っているのは、自分一人だけの、この時間であって、朝6時から夜の就寝時間までは、他人に合わせる公共の時間(公共の道路のよう。そこは自分のクルマの自由は全くない。)なので、それは仮の偽りの時間。この時間をどんなに立派に綺麗に見せても、その土台が貧弱なら、精神的に非常に弱い。
                                     つづく