暖かく無関心なホッとする人(P君)4531話

8:55 D君(最近よく思うことは。今の世の中は旧約聖書の出エジプト記の最初の方の
、エジプトに寄留していたユダヤ人がモーセに導かれて、エジプトを脱出する歴史に
よく似ているということ。エジプトに寄留していたユダヤ人が、これ以上エジプトの悪事に染まらないように、エジプトに禍をもたらし、と同時にモーセによってユダヤ人をエジプト
から救い出された。神さまはいくつかのわざわい(禍)をエジプトにもたらした。その中に
疫病の禍もあった。これは今の新型コロナウィルスの疫病にそっくりだ。最後に小羊の血で
柱と鴨井が塗られている家だけは「死の使い」が過越すという禍がエジプトにもたらされた
。エジプトに寄留していたユダヤ人だけは、小羊の血を柱と鴨井に塗った家の中で、じっと
していたので神様に殺されずに済んだ。だがエジプト人はこのことを知らなかったので、
真夜中に「死の使い」がエジプトの家庭を訪れ、一人残らずその家族の長子を殺した。
それでエジプト中にその夜、悲鳴が上がった。ユダヤ人の家庭はエジプト人がショックを
受けている間に、すかさずモーセに率いられてエジプトを後にしないといけないと思い、
小麦粉の中にパン種を入れないパン(パンと言うより薄焼きのようなもの。パン種を入れると膨らんでパンの様な形になるまで、ある程度時間がかかる。が、そんな暇はない。)
こうしてエジプト人があたふたしている夜の間に、ユダヤ人はエジプトを脱出した。
 これを読むと、今のキリスト教信者がしなくてはいけない二つのことがある。一つは小羊
(イエス様)の犠牲の血で塗られた家の中で「じっと」している事。その家にいることに
救いがある。もう一つは、あまりこの世に深入りしないで、フットワークを軽くすること。
とにかくもうじき主が帰って来るから、いつでも旅行できる人のようにしないと。
                                     つづく