19:10　D君は続きを書き始めた。

　「正樹の一人クリスマス（クロスロード）」第4話

　彼は他人に頼ることは嫌だったので、まずパソコンのインターネットで調べることにした
。そこでまず驚いたのは、12/25はイエス・キリストの誕生日とは聖書に書いていない。と言うことだった。では本当の誕生日は何時だったのか？と言うことだが聖書にヒントは書いてある。それはルカによる福音書2章に書いてあるそうだ。「その時、ベツレヘム地方にいる羊飼いが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。（ルカ2-8）すると、主の天使が現れ～　　　　　　今晩　　　救い主イエス・キリストの誕生　　　を知らせた。」
　ということは羊飼いが　　野宿で　　夜通し　　羊の番　　をしていた時にキリストは
生まれた。その日が本当のクリスマスだ。－－－－

ーーーー彼は想像した。おかしい？？？？　　12/25がキリストの誕生日だったら、そんな寒い冬の日に（雪が降っていたかもしれない。）羊飼いが野原で夜通し羊の番？ありえない
。気温は氷点下だったかもしれない。だいたい野原に牧草は生えていないから、羊に牧草を
食べさせるために羊飼いは野原に羊を連れ出したりしない。彼の想像では春か夏だ。
　それならなぜ12/25になってしまったんだろう？彼の疑問は尽きなかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく