暖かく無関心なホッとする人(P君)3913話

7:45 D君は何時ものように朝食後パソコンに向かった。(昨日も東京都のコロナ感染者は500人を超えた。これで2日連続で500人を超えた。もう待ったなしだ。昨日は東京都知事と
大阪府知事が揃って自民党を訪問して、Go to travel などの延長を停止するように陳情書
を提出したそうだ。そのせいかやっと政府は重い腰を上げて、見直しの検討に入ったそうだ
。でもそれですぐやめるとは言っていない。こういうことを聞くと巨大な船のことを思い出す。それらの船は前方に危険が迫ってきて舵を切るが、それですぐ船の方向が変わるわけではない。方向が変わるまでにはかなり時間がかかる。よく「先手必勝」という。先に大声を
上げ訴えを起こした方が勝つ。コロナの感染第一波の時もそうだった。あの時は国民が「
早く緊急事態宣言を出してくれ。」と政府に訴えて、その結果少し遅かったとは思うが政府は緊急事態宣言を出した。それでしばらくは感染が収まった。が、そのほかの面で不具合が
生じた。----そのせいか2波3波がきても政府は慎重かどうか知らないが、なかなか発動
しない。第一波の時、政府が緊急事態宣言を出したのは、国民の大きい声に押されて仕方なく(ステイホーム、自粛を喚起すると、各種労働団体から苦情がでるから、なかなかできなかっただろうが、国民の生命の危機が迫ったのでやっと始めた。)今回も同じだと思う。
先手(国民の大声)によって政府は動き出す。先手が大きければ大きいほどいい。それを聞いて後手(政府)はしぶしぶ対応策を出す。が、それは最初国民が望んだ政策より規模が
小さいはずだ。でもそうなることを予想して最初出来るだけ大きい声を出した方がいいと思う。政府が出す対応策はその半分だと思った方がいい。
                                     つづく