暖かく無関心なホッとする人(P君)3838話

10/25(日)8:05 D君は朝食後いつものようにパソコンを開いた。(今日からいよいよ
リモート青年会が始まる。楽しみだ。でもちょっと考えてみた。僕みたいなリア充の人は
それを楽しみにしているけど、みんながみんなリア充と言うわけじゃない。中には個人的な
事をあまり聞いてきてほしくない人もいる。青年会こそ「暖かく無関心な会」にしないと、
みんな安心してホッとする場にしないといけない。それにはソーシャルディスタンスの様に
ある程度、人と人との距離を置かないといけない。それはどの程度の距離か考えてみた。
人にはその人だけしか知ってはならないエリアがある。身体的にそれはパーソナルエリアだ
。それは手を伸ばした範囲内のことを言う。そこには誰も近づいてはならない。そのエリア
内に入る人はその人を傷つけられる可能性がある。でからそのエリアに入ってはならない。
心理的にもそれと同じだ。その人個人のパーソナルエリア(個人情報)に入り込んではならない。(聞いてはならない。)それを聞いてしまうと(入り込んでしまうと)その人は
自分だけのエリア内にその人が入り込んだので、傷つく可能性がある。そうなるとその人は
青年会はもちろん、教会の礼拝にすら来たくなくなる。それはその人をつまづかせたことになる。それは恐ろしい罪だ。だから軽々しく他人のことを聞かないように気を付けないといけない、じゃあどんなことを話題にしたらいいのか?それは簡単だ。それはその人からできるだけ離れた話題(政治、経済、芸能界などの三面記事。野球などのスポーツはやめておいた方がいい。なぜなら誰でもひいきのチームがあるから。)とにかくなれなれしくその人に
近づきすぎないよう気を付けないと。
                                     つづく