暖かく無関心なホッとする人(P君)3760話

11:05 D君は今朝考えていたことの続きを考えてみた。(「自分が自分であること」が
一番大切で、それさえ第一に守っていれば、後のことは多少失敗しても修正がきく。でも
一番大切な「自分が自分であること」を守っていないと、様々な問題が生じる。まず一番
問題なのは、例えば罪を犯してしまったとする(これは自分しか知らなくても、ちゃんと
自分の記憶に残っている。これは自分の一部分を構成している罪の記憶だから、それを
否定するということは、自分を否定することになる。だから自分の罪の記憶をそれがある事
をちゃんと告白することは、自分を認めることになる。(警察でも自分の罪を認めた人は
刑罰が軽くなる。が、それを認めないで逃げ回る人は刑罰が重くなる。)だから結局、自分
の犯した罪を神様の前に認めないと、自分の不利益になる。それを認めることは自分自身
の存在を認めることになる。(ヨハネの手紙にも書いてあるように「自分には罪がない。」
という人は自分に嘘をついていることになる。(義人はいない。一人もいないのだから、
「自分には罪がない。」と言い張る人は自分に嘘をついている。ほかの誰よりも本人が
「自分はあの罪を犯した。」ことを知っているんだから、それを否定することは自分記憶を
なかったことにする。ということは自分自身の存在を無かったことにする。これは恐ろしい
ことだ。
                                     つづく