暖かく無関心なホッとする人(P君)3729話

9/3(木)8:00 D君は朝食の後いつものようにパソコンに向かった。
D君(昨日の夜寝ている間に気が付いた。「人は誰でも自分のしていることを正当化する。
」ということだ。「盗人にも三分の理」ということわざがあるように、第三者から見れば
明らかに間違っていることでも、当事者は悪いことをしていても、自分は悪くないと思い
続ける。それで気が付いたことがある。それは自己責任を負わない人は特に自己正当化
するということだ。自己責任を負わない人は明らかに自分一人でやらなくてはいけないことをしないで、それを他者にやらせて、何か理由をつけてやらないことを正当化する。
 それは自己と他者との境界線がないので(このラインがハッキリしている人は本当の大人
、ハッキリしていない人は精神的に子供。普通は成長するにつれ、だんだんハッキリ自我(
自己)ができて来るものだが、アダルトチルドレンなどのように、子供のころ親に十分甘え
られなかった人は正常な成長が阻害され、大人になっても精神的には子供のまま(だから
アダルトチルドレンと言う)なので、この自己と他者との間になければいけないはずの
境界線がない。そのラインがないので自分の責任のエリアもない。
                                    つづく