暖かく無関心なホッとする人(P君)3712話

8/16(日)10:15 D君はコロナの影響で、8月いっぱい教会の礼拝が中止なので、
礼拝の説教の代わりに以前自習した「ヨハネの黙示録」の自分で書いたブログを読み直し
ていた。
11:25 D君(今日も暑くなりそうだ。前にリーナに話した通り、今日も都心は40℃近くまで上がりそうだ。暑いのが苦手なリーナは寝室のベットの上でまだのびている。
まあ仕方ない、彼女はしょっちゅう外に出たり入ったりしているからな。
そういえば一つ気が付いたことがある。
このブログのタイトルは「暖かく無関心なホッとする人(P君)」なんだけど、僕は
D君と言う男だ。じゃあなぜD君じゃなくて、P君なんだと疑問に思っている人もいると思うけど、このブログを最初から読んでいる人なら、その疑問がわかると思うけど、
ここで改めてなぜP君なのか書くと、(P君)というのは教会の青年会のリーダー
桜井真一君のこと。僕が初めて教会の門を潜ったのは、今から3年前のクリスマスイブの
日、その教会の玄関で牧師と一緒に立っていたのが彼だ。その時の彼のエスコートがまた
見事で、彼は初めて教会に来たびくびくしている僕に接してくれた。その彼の僕に対する姿勢は「暖かく無関心なホッとする人」だった。彼は無意識にしていたのかもしれないが
、警戒心をもって、何か嫌なことがあったら、すぐ逃げようとしている、こころが病んでいる(自己肯定感が低い人、引きこもりなど)に対してはこの「暖かいんだけど、無関心
(その人の個人情報に興味がない)なので、一緒にいて気が休まる(ホッとする)」のが
正解なことを知っていた。とにかく一杯いっぱい頑張って教会に来たんだから、これ以上
余計なプレッシャーを与えてはいけないことをよく知っている。(よく「うつ病」の人に
頑張れとか言って励ましちゃいけない、と言われるが彼らはこれ以上頑張れないところまで頑張っている。これ以上頑張ったら精神が完全に壊れ自殺してしまう。だから彼らに
必要なのは心を休ませてあげること。それをリーダーはよく知っていた。ちなみにP君と
いうのは、その時僕がリーダーのことを仮に付けただけ。それがずっと続いているだけ。
とにかく彼がいなかったら、今の僕もいなかったんだ。タイトルなんてどうだっていいや

                                     つづく