暖かく無関心なホットする人(P君) 150話

 10時15分、「そろそろ会堂に行きましょう。」とリーダーが言った。彼らRGRDは
まるでグループのように会堂に行った。いつもの席が空いていた。まるでそこは彼らの
指定席のようだった。
 10時30分、礼拝が始まった。今日のメッセージは創世記12章の、アブラハムの選びだった。もともとアブラハムは異教徒だったが、どのようにして主という神様を知ったか
わかりませんが、カルデヤ人のウルという故郷を捨て、主の示すカナンという地を目指して旅に出た。多分カルデヤ人のウルという地は偶像礼拝の盛んな地で、その地に住んでいる限り、主を信仰することは不可能だったでしょう。それで彼は何よりも主を礼拝することを第一にし、カナンの地を目指すことにしました。だから彼は主に祝福された。
 12時、礼拝が終わった。リーダーは後ろの二人に聞いた。「みんなの行きたい店が
一巡したので、また今日はガッキーの番だよ。何が食べたい。」「ビーフシチュー」
「じゃあ、イオンの中のレストランでいいかな。」「うん、いいよ。」
 彼らはインプレッサに乗り込んだ。「皆さんシートベルトしましたか。OKですね。じゃあ、行きますよ。」
                                 つづく