12:40　D君は午後も続けてヨハネの黙示録の勉強をしようと思った。彼は黙示録5章を
開いた。
5-1～　ヨハネは御座に座っておられる方の右手に巻物があるのを見た。その巻物の内側
　　　にも外側にも文字が書き記され、7つの封印で封じられていた。ヨハネは一人の
　　　強い御使いが大声でふれ広めて、「巻物を開いて、封印を解くのにふさわしい者は
　　　誰か？」と言っているのを見た。しかし、天にも、地にも、地の下にも、誰一人
　　　その巻物を開くことのできる者はなく、見ることのできる者もいなかった。
　　　　ヨハネはその巻物を開くにも、見るのにも、ふさわしい者が誰もいなかったので
　　　、激しく泣いていた。すると長老の一人がヨハネに言った。「泣いてはいけない。
　　　見なさい。ユダ族から出た獅子、ダビデの根が勝利を得たので、その巻物を開いて
　　　7つの封印を解くことができます。」
　　　　さらに彼は、御座（その周りには4つの生き物がいる。）と、長老達の間に、
　　　屠られたと見える小羊（殺され血だらけのイエス・キリスト）が立っているのを
　　　見た。（小羊と書いておけばローマ帝国の検閲にあっても問題にされない。）
　　　これには7つの角と7つの目があった。その目は全世界に遣わされた7つの御霊
　　　である。小羊（イエス・キリスト）は近づいて御座に座る方の右の手から巻物を　
　　　受け取った。彼が巻物を受け取ったとき、4つの生き物と24人の長老は、おのおの
　　　竪琴と、香のいっぱい入った金の鉢を持って、イエス・キリストの前にひれ伏した
　　　。この香は聖徒達の祈りである。彼らは新しい歌った。彼らの回りの御使い達の声
　　　を聞いた。その声は万の幾万倍、千の幾千倍だった。彼らは大声で言った。
　　　「ほふられた小羊は、力と、富と、知恵と、勢いと、賛美を受けるにふさわしい方
　　　です。」また彼は「天と地と、地の下と、地の上のあらゆる造られたもの、および
　　　その中にある生き物がこう言うのを聞いた。「御座に座る方（父なる神様）と、
　　　小羊（イエス・キリスト）とに、賛美と誉れと栄光と力が永遠にあるように。」
　　　また4つの生き物は「アーメン」と言い、長老達はひれ伏して拝んだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく