暖かく無関心なホットする人(P君) 141話

 ケーキが運ばれてきた。D君はモンブラン、リカちゃんはチーズケーキ。「これが
絶品のモンブランか。」「そうですよ。コンビニのモンブランと全然違いますよ。」
「じゃあ、いただきますか。」、、、、「うーん、ホントだ、今まで食べたモンブラン
とは全然違う。」「でしょ、わたしもこの店のモンブラン3回ぐらい食べたことある。」
「えっ、そんなにあるの。」「まあ、しょっちゅう、この店に来ているから。」「へー
、いいね。ガッキーはこの店によく来るの?」「彼女は、あまりケーキにこだわらないみたい、美味しいね、で終わり、このケーキの良さが分からないみたい。」「それじゃ、
一回来ただけ?」「そう、わたしが「また行こ。」って誘っても、あまりその気がないみたい。」「そうなんだ。この良さが分からないなんて、かわいそうだね。」「コーチとは
気が合う。うれしい。」「こちらこそ、こんな美味しいモンブランが食べられたのは、
リカちゃんのおかげだよ。」
                                  つづく