暖かく無関心なホットする人(P君) 117話

 9時15分、セブンイレブン。D君が「まだ9時30分まで15分あるね。それまで自由行動
だよ。」と言ったら、彼女達は冬なのにアイスコーナーに行った。
 9時30分、D君は「時間だから、そろそろ行こうか。」と言い店を出た。彼らは車で
教会の傍のマックに向かった。二人は後部座席でペチャクチャしゃべっていた。
 9時45分、マックに着いた。桜井さんは店から出て来て、インプレッサに乗った。
「いつもすみません、OOさん。」リーダーは後ろの二人に向かって言った。「疲れは取れたかな?」「もうバッチリです。」
 彼らは教会に着き、会堂の玄関に向かって歩いた。玄関でガッキーが電気ストーブを
ONにした。するとそこに二組の夫婦が入って来た。すると一人の紳士が「はじめましてOOさん。うわさは娘たちから聞いています。申し遅れました。加藤里香、美香の父です。これが家内です。昨日は娘の里香が大変お世話になりました。」と言った。その後
もう一人の男性が「はじめましてOOさん、娘の寛子がいつもお世話になっております。
これは妻です。」D君は突然現れた二組の夫婦で、緊張度がアップした。


                                つづく