暖かく無関心なホットする人(P君) 116話

 2月5日(日)6時、D君は目覚まし時計なしで目が覚めた。ここ最近の日曜日は
カーテンを開くのが習慣になった。空はどんよりと曇っていたが雪は積もって
いなかった。室温12度そんなに寒く無かったが、一様エアコンを20度に設定して
ONにした。
 それから彼は朝の支度をした。そして台所に行って、いつものメニューを作った。
7時のNHKニュースを見ながら朝食を食べた。早く寝たせいか疲れが吹き飛んだ。
 8時になった。これからずっと、あの3人を車に乗せて教会に行けるなんて、なんて
自分はついているんだ。と彼は思った。9時30分に三丁目のセブンイレブンに着けばいいから、ここを9時に出よう。まだ1時間もあるから、TVでも見ているとするか。
 9時、彼はアパートを出てセブンイレブンに向かった。9時15分に着いた。店に入るとガッキーが「D太郎おはよう。昨日はサンキュウ。」「どういたしまして。」リカちゃんは「コーチ昨日はありがとうございました。」D君は少し顔が赤くなった。


                                  つづく