暖かく無関心なホットする人(P君) 112話

 12 時ごろ、青年会の皆はスキー場の食堂で、それぞれ好きな物を注文した。リーダーは五目ラーメン、田中さんと松山さんはカレーライス、イノッチと剛君は肉うどん、
ガッキーは豚汁と醬油ラーメン、リカちゃんはハンバーグ定食、美香ちゃんは担々麺、
D君は味噌ラーメンを注文した。D君はリカちゃんのことが気になった。またハンバーグ
だな。よっぽどハンバーグが好きなんだ。リカちゃんは前にいる。その右側にガッキー
その横に美香ちゃん。ガッキーが「D太郎、里香は少しは滑れるようになったかな?」
と聞いて来た。D君は「うん、リカちゃんは少し滑れるようになったよ。もう、そり遊び
卒業だよ。」「さすがD太郎、なかなかやるね。」
 リーダーが「帰りは北陸新幹線あさま622号、軽井沢発15時55分、東京着17時12分です。ですから、ここを15時30分ごろのバスに乗らないと軽井沢駅に15時40分ごろ着きません。だから15時まで滑って、終わった人はバス停で待って下さい。」と言った。


                                   つづく