暖かく無関心なホットする人(P君) 110話

 D君は、こんな嬉しいことはなかった。どう言ってリカちゃんを次のデートに繋げるか
考えているところに、彼女の方から次回もデートしたいと言ってきたからだ。もっと距離を短くしてもいいんだ。彼は、鉄は熱いうちに打て、と言うので、早速そのケーキ屋に行く日を決めたかった。「その美味しいケーキ屋さんに早く行きたいな。明日なんかどうかな。」「ええいいですよ。」「あっ、でも明日は、本当は第一日曜日だから青年会の日じゃないの。」「でも今日その代わりに青年会をしましたので、明日は何もありません。礼拝の後はフリーです。じゃあこうしましょう。いつものように4人でイオンで昼食をした後、解散し、いったん家に帰った後、あのセブンイレブンに5時に待ち合わせと言うのどうですか?」D君はリカちゃんの冷静さに脱帽し「いいね。そうしよう。」と言った。
                                 
                                    つづく