暖かく無関心なホットする人(P君) 106話

  北陸新幹線、東京駅6時52分発「はくたか553号」。D君はホームに一番乗りだと思ったら、すでにリーダーと森三中大島さん似の人と磯野記理子似の人が来ていた。さすが
リーダー。腕時計を見ると今、6時32分。6時36分頃、ガッキーとリカちゃんと妹が走って待ち合わせ場所に来た。「ハーハー。あっD太郎もしかして一番乗り?」「違うよ。
四番乗りだよ。」そのすぐ後イノッチと剛君が来た。
 リーダーが「これで全員集合だね。」と言った。6時40分だった。
6時48分に「はくたか553号」のドアが開いた。彼らは新幹線に乗り込んだ。リーダーは
窓側の席その横がD君その前がリカちゃん、その横がガッキー。真ん中の廊下の向こうは森三中大島さん似の人と磯野記理子さん似の人とリカちゃんの妹が一緒にいた。少し離れた所にイノッチと剛君がいた。D君はたった1時間で軽井沢についてしまうのが残念だった。ガッキーがバッグからミカンを出して「みんなで食べよう。」と言った。D太郎が
窓から外を見ると快晴だった。彼が「みんなはどっちで滑るんですか?誰も板を持ってこないんですね。」とリーダーに聞くと「みんなレンタルです。僕と田中さんと松山さん
はスキーです。あとの人は皆スノボーです。OOさん、持ってこられて大変でしたね。」
D君は「いいえ、何処のスキー場でも持っていきますから、慣れてます。」リカちゃん
もスノボーでラッキーと思った。
                                 つづく