暖かく無関心なホットする人(P君) 99話

 D君はアパート煮帰って来た。部屋は10度しかなかった。エアコンを20度に設定しON
にした。コーヒーを飲んでから台所に行って、さっき買った鍋焼きうどんを火で温めた。
TVを見ながら夕食の鍋焼きうどんを食べた。彼は「いよいよ今週の土曜日は軽井沢だ。
ここ二三年スキーに行ってないが、滑りだせば感が戻るだろう。」食べ終わった彼は、
今晩読む聖書の箇所をペラペラ開いた。「今晩はハバクク書からか、ハバクク書は3章
しかない、次のゼパニア書も3章しかない、次のハガイ書は2章しかない。今晩はこの3つ
の書をまとめて読もう。」彼の作った預言者歴史ノートによると、ハバククはエレミヤと
同時代、ゼパニアもエレミヤと同時代、ハガイはダニエルの少し後だと解った。
 7時になり、彼はハバクク書を開いた。ハバクク書はエレミヤ書と同じ時代の預言書
なので、内容も似ていて、これからカルデア人がエルサレムに攻めてくる預言だった。
ゼパニア書もエレミヤ、ハバククと同じ時代の預言者だったので内容も似ていた。
 ハガイ書はイスラエル人がカルデア人の攻撃を受け、エルサレムを明け渡し、降参し、
バビロンに捕囚されていった、その中でダニエルという預言者が出て来た。そのダニエル
がいなって、しばらくしてから預言者ハガイが出て来た。ハガイ書はエレミヤの時代の
エルサレム陥落のあとエルサレムに残ったユダヤ人に、破壊された神殿を再建するように
という神様からのメッセージの書だった。
                                 つづく