暖かく無関心なホットする人(P君) 81話

 1月25日(水)、D君は朝6時に起きた。やけに静かな朝だった。多分、また雪が降ったなと思った。理由は簡単だ。雪が降ると交通量が減るだから静かなんだ。彼がカーテン
を開くと、やっぱり雪が10cmぐらい積もっていた。でもD君は嬉しかった。雪の日は、
去年のクリスマスから良い事続きだ。部屋を暖めているあいだ、コーヒーを飲んでいた。
「今晩読むダニエル書は12章と短いから、料理を作る時間がある。久しぶりにカレーでも作るか。」部屋も暖かくなってきたので、台所に行って冷蔵庫を開くと豚肉、玉ねぎ、ジャガイモ、にんじん、にんにくがあったので、会社帰りにスーパーに寄らないで帰ろう
と思った。
 7時から、いつものメニューを食べていた。彼は食べながら「ダニエル書から段々、短くなっていく。イザヤ書は高い山だった。今晩はイザヤ書と言う山をクリヤーできたから
楽勝だろう。」と彼は思った。
                                  つづく