暖かく無関心なホッとする人(P君)2799話

 午後4時58分、D君は車内からスマホでリーナに電話をかけた。
リーナ📱 「--------はい、松本です。」
D君📱 「リーナ、僕だけど。」
リーナ 「ディーン!どうしたの?」
D君 「たいしたことじゃないけれど、今、お茶の水のマンションの前なんだ。
   これから実家に向かうけど、着くのは6時頃になっちゃうけどね。着いたら
   カレーを作るからって、お父さんに言っといて。なにしろ一週間楽しみに
   してるんだから作らないわけにいかないよ。」
リーナ 「わるいね。」
午後5時、D君のインプレッサはリーナの実家に向かって走り出した。


                                 つづく