暖かく無関心なホッとする人(P君)2730話

 午後2時45分、
Bさん 「それでキリスト教、イエス・キリストを知りたいと思った。新約聖書の
    マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネには「罪の赦し主イエス・キリスト」が主題
    で書かれている。罪の負債というのかな、罪の借金と言えばわかりやすい。
    つまりイエス様が自分の罪の借金を代わりに返してくれたんだ。僕は20歳の頃
    奨学金400万円を返すのに必死で、ボロアパートに住みながらラーメン屋で
    バイトしながら大学に通ってた。奨学金と言う名前が良くないと思う。これを
    学費ローンにすれば、お金のない学生は大学進学を諦めると思う。なのに
    お金もないのに軽々と奨学金を借りるから、その後の生活設計が狂ってきて
    20代の大事な時期を借金を返すためだけに働いて、結婚どころじゃなくなって 
    くる。ようやく借金が完済できたころは30歳を過ぎている。僕はそれを体験
    した。早く奨学金を返そうと思い、ラーメン屋で知り合ったチンピラに「簡単に
    お金を稼げる方法があるよ。」と言われ、もう少しで悪の道に引きずり込まれる 
    ところだった。そのくらい借金というものは恐ろしい。借金の怖さが身に染みて
    わかった。だから福音書によく書いてある、罪の負債(罪の借金)という意味が
    よくわかる。不幸中の幸いというか。俺は今まで悪いことばかりしてきたから
    自分が罪人だとよくわかる。今日礼拝のとき賛美した歌、タイトルは忘れたけど
    「♬ 罪けがれは、いや増すとも、、主の恵みもまた、、いや増すなり。♬」
    という曲がほんとうにそうだ。自分は沢山なんてもんじゃない、悪いことばかり
    してきた。警察に捕まらなかっただけで、神様から見れば犯罪者だ。罪の借金
    の負債者だ。そんな俺を憐れみ、イエス様が体を差し出して身代わりに死んで
    くださったんだ。だからクリスチャンになる決心をしたんだ。」


                                   つづく