暖かく無関心なホットする人(P君) 57話

 D君はスケジュールどおりに行動した。朝食を食べながら、「そう言えば桜井さんや
イノッチや剛君がどこに住んでいるか知らないな?でも、あまりそういうことは聞くことじゃないな。家族構成とか、別に取り調べしている警官じゃないし、自然に、そのうち
わかるだろう。本人も聞かれたら嫌だろう。桜井さんは自分のことを何も聞いてこない、
だからか、彼といると安心感というか、ホットできる。あの無関心で、いつもそばにいるが何も言ってこない。まるで頼りになるドーベルマンみたいな番犬が傍にいる感じ。」
 そんなことを考えていると時間は8時になった。D君は今晩読む詩編が気になり。聖書を開いてみると、今までで最長で150篇もあった。さすがにこれは長すぎると思った彼は
、一日50篇読むことにした。会社の帰りコンビニで、この晩食べる夕飯を買って帰ろう
と思った。ますます彼は時短の大切さに気づいた。


                                   つづく