暖かく無関心なホッとする人(P君)2396話

午後3時20分、D君は思い出した。「そういえば今日はヨハネの福音書1章の続きを読む日だった。まだ5時まで時間があるから読んでしまおう。」彼はテーブルの隅に置いてある
聖書を手に取り、ヨハネの福音書1章を開いた。
D君 「そうだ。朝は10節まで読んだから11節からだ。」D君の心が止まったのは18節の「いまだかつて神を見た者はいない。父のふところにおられるひとり子の神が、神を
解き明かされたのである。」ここでもハッキリ父なる神様と子なる神様はともにいるけれど別々の存在であることが書いてある。それからバプテスマのヨハネは何者なのか?と言う問答があった。次にD君の心に止まった個所は32節からの「またヨハネは証言して言った「聖霊が鳩のように天から下って、この方の上にとどまるられるのを私は見ました。~だった。D君は思った。この時、イエス様と聖霊様が別々に現れ、マタイ、マルコ
、ルカでは天から父なる神様の声も聞こえた。これはどう考えても三人の別の人だ。同時
に一人の人が別々の場所にいることは不可能だ。
                                    つづく