暖かく無関心なホッとする人(P君)2265話

 8時、リーナを起こす時間だ。D君は寝室に戻りーーーーベッドで寝ている彼女に出来るだけ近づいてあぐらをかいて座り、彼女の後頭部と背中に両手を差し込み、息を止め
「よいしょ。」と持ち上げた。座った姿勢で上半身がグラグラしている彼女の横から
抱きしめ左耳に囁いた。
D君 「おはようリーナ。朝だよ。」
リーナ 「うーん、むにゃむにゃ。」
D君 「だめだ、まだ寝ぼけている。」彼はもっと強く抱きしめた。
リーナ 「おはようディーン。あー、すっきりした。ちょっとシャワーに行ってくる。」


                                    つづく