「月から見た地球」

 以前、「宇宙兄弟」という映画を見たことがあります。その映画の最後に宇宙飛行士になった弟が月から地球を見る場面があります。その場面が印象に残っています。ガリレオも研究室の机の上で、太陽の軌道と地球の軌道を研究し、宇宙に行かなくても太陽は動かなく、太陽の周りを地球が回っていることが分かりました。もしガリレオが天動説に何の疑問を持っていなかったら、この研究をしていなかったでしょう。でも彼には発想の転換がありました。「もしかしたら太陽が動いているのではなく、地球が動いているのでは?
」ここから彼の研究は始まりました。初めから確信があった訳ではありません。でも研究を進めるうちに、その考えは確信に変わりました。
 これはクリスチャンにも言えることです。聖書(特に創世記)を読んでいれば、「神様は我々と言っている。もしかしたら神様は三人のチームなのでは?」この考えで聖書を読んでいけば、その考えが当たっていることがわかります。新約聖書のイエス様がヨハネからバプテスマを受けるシーン、ゲッセマネの園の祈りのシーンそれに続く十字架のシーン
など他にも沢山あります。これらのシーンには三人の神が別の場所で別の思いで登場します。これは明らかに三人全く違う人です。一人の人が別の場所にいることは不可能です。一人の人が二つの異なる思いを持つことは不可能です。