暖かく無関心なホッとする人(P君)1835話

 7時45分、
D君 「まず、その人が救われるように祈るんだ。ここまではクリスチャンだったら
   誰でもすると思う。僕が昔、使徒の働き12章を読んだとき、衝撃を受けた。
   それはペテロが捕らえられ牢獄に入れられた時、クリスチャンは教会に
集まり、ペテロが解放されるよう熱心に祈っていた。/////////////////それで実際に
ペテロが解放され教会に帰って来たのに、女中一人が信じただけで、その他大多数
の人は信じなかった。この人たちは形では祈っていたけど、まさか本当に祈りが
答えられるとは信じていなかった。本当には信じていなかった。じゃあ本当に
信じるってどういうことか考えたんだ。それはイメージする事なんだ。ペテロの時
に集まって祈っていたクリスチャンはただ漠然と「どうかペテロをお救い下さい。」
としか祈ってなかったと思う。具体的にペテロが解放されて教会に帰って来る
イメージを持っていた人はいなかったと思う。だから信じる=イメージすること。
なんだ、ここがよくわかっていないから、救われるよう祈っても、そのことを
イメージしていないから、多分実現しないんじゃないか?と思い、伝道にも消極的
なんじゃないかなって思うんだ。救われるよう祈っている人が、実際にバプテスマ
を受けてクリスチャンになって喜んでいる場面をイメージ(想像)することが、
本当にその人が救われるよう祈ることなんだ。」
                                つづく