暖かく無関心なホッとする人(P君)1707話

 7時、リーナを起こす時間だ。彼女は気持ちよさそうに寝ている。D君はリーナ
が目覚まし時計では起きないことを知っていたので、昨晩からセットしない
ことにした。彼はリーナの背中に両手を入れ起こし、そのあとすぐ抱きしめた。
こうするのが一番楽だった。リーナの体重が重かったら出来なかったかも
しれないが、彼女は痩せ型で体重が軽いから出来た。彼女を抱きしめ耳元で
D君 「リーナ朝だよ。」とささやいた。
リカ 「うーん、むにゃむにゃ。」彼は昨日、教会クリスマスの招待状作りで
疲れたんだ、と思った。でも今日は会社に出勤する日だ。彼女をさっきより
きつく抱きしめた。さっきより大きい声で
D君「リーナ好きだよ。可愛いね。」彼が顔を近づけると彼女は目を覚ました。
リカ 「ディーン、私も好き。」といって彼女の方からキスをしてきた。♡
   「ディーン、今何時?」
D君 「今7時だよ。」
リカ 「ちょっとシャワー浴びて来る。」
                                つづく