暖かく無関心なホッとする人(P君)1690話

 10時30分、礼拝が始まった。
 11時55分、礼拝が終わった。司会者が週報を読んだ。読み終わるとリーダーは前の席
の方に行って、田中さんに何か話している。どうやら彼女が今日のコンビニ弁当係だ。
青年会の皆は会議室に向かった。//////////////////////////////田中さんが皆から500円を集め、
ファイルに食べたいコンビニ弁当のメニューを記入した。それで田中さんはコンビニに
出かけた。ガッキーが皆にお茶を用意した。🍵 皆がテーブルに着くと、
リーダー 「今年も早いもので、あと3か月しか残っていないね。そろそろ恒例の教会
      クリスマス祝会の計画を立てようと思うんだ。」D君はそれを聞いて嬉しく
なった。去年のクリスマス祝会の案内状の1枚のハガキが全ての始まりだった。あのとき
あのハガキがポストに入っていなかったと思うとゾッとした。
リーダー 「例年のようにリカちゃんに見本の教会のクリスマス祝会の案内状を作って
     ほしいんだけど、結婚してすぐだから忙しくって出来ないよね?無理だったら   他の人に頼むからいいけど。でもリカちゃんのはセンスがいいというか、人の心をつかむんだよね。D君も最初あのハガキを見て教会のクリスマスに来ようとしたんだよね。」
リカがその時、D君の肩をトントンして耳打ちした。
リカ「ディーン、実家にパソコンを置いてあるんだけど今晩使いたいから持ってきて。」
D君 「いいよ。」
リカ 「リーダー、今年もぜひ作らせて下さい。」
リーダー 「わるいね、じゃあお願い。」その時、田中さんがコンビニから帰って来た。


                                    つづく