「創世記を重視しているクリスチャン」

 創世記はピラミッドに例えれば、一番下の土台の部分です。その土台が無いと、その
次の段の出エジプト記はありません。だから創世記の方が重要です。ところがユダヤ教徒
は出エジプト記の方を重視しています。では創世記はどうなってしまったのでしょうか。
 もし創世記を神話のように読んでいるのなら、聖書全体も神話のように思ってしまい、本当に起こった事とは思えなくなる危険性があります。聖書の話は全て実際に起きたことです。ユダヤ教徒からクリスチャンになったペテロは、創世記より出エジプト記を重視していましたが、救われてクリスチャンになり、出エジプト記より創世記の方が重要だということに気づきました。それは神様は一人でなく、創世記の「我々」と書いてある三人だということに気づいたことです。