暖かく無関心なホッとする人(P君)1644話

 午後5時50分、
リカ 「ごめん待った。」
D君 「いや、さっき帰って来たところだよ。」
リカ「スーパーの中がメチャクチャ込んでてね。これで精いっぱい。すぐ作るからね。」
///////////////////////////////カトリーナは冷蔵庫から小麦粉、卵、豚肉、マヨネーズ、ソースを出した。さっきスーパーで買った物と合わせた。D君がホットプレートをセットした。
カトリーナは順番に従って広島風お好み焼きを作り始めた。まず最初にさっきスーパーで買って来たキャベツを1/4に切り、1/4だけ洗って千切りにし、もやしは洗っておいた。
次にホットプレートを熱し、サラダ油を引いた。それからボールの中に小麦粉、だしの素
、水、塩、こしょうを入れ菜箸で掻き混ぜた。ホットプレートに「お好み焼き」のタネ
お玉1杯のばし、かつおぶし粉を振った。次はホットプレートの上の「お好み焼きのタネ
」の上に、先に「千切りしておいたキャベツ」を乗せた。その上に「もやし」その上に
「天かす」その上に「ネギ」その上に「豚バラ肉」を乗せた。カトリーナがお好み焼き
を作るのを見ていたD君は、どんどん高くなっていくお好み焼きを見て、この先どうなる
のかと思ったら、カトリーナがフライ返しで押し付け、ひっくり返した。同じプレート
の隣で焼きそば1.5玉分を軽く炒め、ウスターソースで味付けした。その「焼きそば」の
上に隣の「お好み焼き」を乗せ、その空いたホットプレートの場所に卵を割りほぐし、
すぐその上に「お好み焼き」を乗せた。D君はホットプレートをフルに使うし、ひっくり
かえしてばかりいる「広島風お好み焼き」」が面白く思え、今度自分で作ってみようと
思った。だんだん両面こんがりコゲ色になってきた。最後に「おたふくソース、青のり、
かつおぶし粉、マヨネーズ」をかけた。
リカ 「ディーン、出来たよ。」
                                    つづく