「開かれた聖書理解の部屋のドア」

 これは以前書いた、救いの家に入った人(救われた人)が長い廊下(聖書通読)の先に
ある部屋のドアのことですが、このドアはロックが掛かっています。(AC313年にアタナシウスが「あの説」というロックを掛けてしまった。)私はこのドアの鍵を持っていませんでした。そのドアの鍵を家じゅう探しました。(聖書の中にヒントがあるのではと
思い、探しました。)そして創世記の「我々」という言葉が鍵なのではと思い、聖書理解
の部屋のロックされたドアに差し込みました。すると、そのドアのロックは解かれました。その部屋には今まで見たことがない三人のリアルな神様がいました。
 神様の姿と言えば今までは、ぼんやりとしかイメージできませんでした。聖画のように、白髪老人男性が幼子を抱いて、その傍に天使がいるという。三者とても仲が良く
いつも一緒、考えていることも一緒。というイメージでしたが、そのイメージが邪魔を
しているのか(「あの説」)聖書をリアルに見ることが出来ませんでした。(聖書理解の
部屋のドアのロックが掛かっていて、それ以上、神様に近づけなかった。
 ところが初めて、この部屋に入ることが出来ました。そこに三人の成人男性のような
人が立っていました。一人は白髪の男性御老人で、後の二人は30歳ぐらいの血色の良い男性でした。この人達が「我々」という人達だとわかりました。創世記時代にタイムスリップすると、この人達は三人でテーブルを囲んで椅子に腰かけ、会議を開いていました。会議の内容は地球や人間をどのように造るか、ということです。そのとき誰かが言いました。「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。~」誰も反対する人はいませんでしたので、発言者の意見が通りました。それで子なる神様(イエス様)が人を造ることになりました。(アダムのモデルは子なる神様(イエス様)でした。またアダムが命の息を吹き込まれて生きる者になった時、初めて見たのは子なる神様(イエス様)だった。)
 それから問題が起きるたびに、この三人(我々)は会議を開いた。一番困った問題は
アダムとエバが絶対食べてはならない善悪を知る木の実を食べてしまい罪を犯した時、
誰かが言いました。「人は我々の一人のように、善悪を知る者になった。今は、手を伸ばして命の木からも取って食べ、永遠に生きる者となるおそれがある。」それでアダムと
エバはエデンの園から追放されました。二人を騙したサタンを神様たちは滅ぼせません
でした。なぜなら罪の種類は違いますが、罪を犯したアダムとエバも裁いて滅ぼさなければ不公平だからです。でも神様たちはアダムとエバを滅ぼしたくありませんでした。
 サタンは自ら計画してアダム達に罪を犯させようとした頭脳犯、詐欺師、罪の元締め、アダム達は彼の犠牲者、被害者です。それでアダム達の罪からの救済措置を神様たちは
考えました。それは人の犯した罪の連帯保証人を立てて彼に罪の代価を払わせる、という
計画です。ただしそれには条件があります。連帯保証人になれる人は、彼に負債(借金)が無い、富んだ人でないと他人の罪の負債(借金)を代理に支払うことはできません。
 そんな人は人間の中に一人もいません。それで「神は実にその独り子を与えるほどに
世を愛して下さった。それは御子を信じる者に永遠の命を与えるためである。」と書いてあるように、父なる神様が子なる神様(イエス様)に、「おまえしか人の罪(負債、借金)を代わりに支払える者はいない。地球に行って、この計画を実行してくれ。頼む。」
と言って送り出しました。それがクリスマスの出来事です。