暖かく無関心なホッとする人(P君)1324話

 午後5時25分、D君のインプレッサは会社からアパートに真っすぐ帰って来た。🚙
階段を上り一番奥の204号に着くと、ドアのロックを外し部屋に入ると、入ってすぐ
右側にある食卓の椅子に座り、インスタントコーヒーを作り飲んだ。☕、、、、、、、
今晩は少しゆっくりできるし、早く帰って来たかった。どうしてかと言うと昨晩作った
カレーがあるからだ。昨日作ったカレーは昨日より1.5倍美味しいことを知っている。
それと昨晩炊いた硬めのご飯はカレーによく合う、このご飯も昨日のご飯より1.5倍あう
。この組み合わせがベストマッチだ。お皿に硬めのご飯をつけ、昨日の残りのカレーの
鍋をガスの火で温め、ご飯のお皿につけた。🍲 味見してみると、リカちゃんの家で
作るカレーとは一枚上手なプロの味だった。D君は思わずニンマリしてしまった。これは
ここでなければ食べられないスペシャルな味だ。
 午後5時55分、彼はTVを見ながら夕飯のカレーを食べた。
                                    つづく